「春美、準備はいい?」

「おーけーおーけー。
心の準備も完壁よん」

「みんなもよさそうだね。
じゃあ、いくよ」


私は光と共につえを出して構えた。


「アイス・ラージキング・クラッシュ」


サンプラインヘ向かっていくつもの大きい雪玉がとんでゆく。

キイィィィィィィィィン


「来る!」



「みんな!目をとじてー!」


春美が叫ぶ。

目を閉じたと同時に光が辺りに摩がっているのが目を閉じていても分かった。