「行事で弾きたい奴も、行事で弾いて遜色ない奴も、お前でなくても他に幾らもいるのに……。
何でいつもお前なんだ。
得だよな、お前なんか親の七光りで目立っているだけのくせに!!」
生徒会長が、言い終わるが早いか、生徒会長の頬を詩月の平手が2発、鋭い音を響かせた。
生徒会長は打たれた両頬に手を当て、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をし、茫然と立ち尽くした。
詩月は、尚も険しい顔を生徒会長に向けて掴みかかろうとし、安坂に取り押さえられた。
「……そんなくだらない嫉妬で、妙な噂を流されちゃ迷惑だ。それに親の七光りとは言わせない」
何でいつもお前なんだ。
得だよな、お前なんか親の七光りで目立っているだけのくせに!!」
生徒会長が、言い終わるが早いか、生徒会長の頬を詩月の平手が2発、鋭い音を響かせた。
生徒会長は打たれた両頬に手を当て、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をし、茫然と立ち尽くした。
詩月は、尚も険しい顔を生徒会長に向けて掴みかかろうとし、安坂に取り押さえられた。
「……そんなくだらない嫉妬で、妙な噂を流されちゃ迷惑だ。それに親の七光りとは言わせない」



