浮気男に逆襲を!



「せんぱーい、起きて~」


「……ん?」



パチッと目を開ける。


おぉう。可愛い。



「もう帰る時間になっちゃったよ」


「へ…?」



寝起き特有のぼんやりフェイス。


昼寝前の余裕っぷりが嘘みたいに幼く感じて、自然と笑みが漏れる。


なんかお姉ちゃんになった気分だわ。



「だから、もう放課後だって」


「は…? マジ?」


「マジです」



ゆっくりと体を起こすアッくん先輩。


そしてワンコみたいにぶんぶんと頭を振って、まだ完全に開ききってない目であたしを見た。



「……おはよ」



口角を上げてにっこり微笑む。


ひゃー。何その顔。


マジ可愛い。