絶句。 猫が話すことに対してもだけど。 なにより、その愛らしい見た目と声から紡がれる恐ろしい言葉に対して。 目を見開いて固まっていると。 「鈴、その位にしときな。沖田さん、あんたには座ってろって言ったよな?」 そこに、お茶を乗せたお盆を持った蓮美ちゃんが現れた。 全く気づかなかった………。 そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、蓮美ちゃんは僕が見ようとしていた襖を開け、座布団を取り出し敷いた。