「当てたら拓海くんの望みをあたしが叶えられる範囲で叶えましょう!」 そういった瞬間、拓海くんの瞳の奥が怪しく光った気がした。 「わかった。 …ゆいが俺にハグする日だ」 どうだと言わんばかりのドヤ顔を拓海くんにされた。 「えっ、正解だけど… 拓海くん知ってたの⁈」 「一応知ってた…。 姉貴がそういうので煩いからな…」