「お前、何したんだ」



彩羽が落ち着き眠りに就くと、部屋から連れ出された。



「手術受けてほしいって頼んでた」


「はぁ~・・・・、どうして頼むだけでああなるんだよ」


「なぁ、手術以外の治療法とか無いのかよ。俺、なんでもするから」



あんな彩羽見ていられない。



「あれじゃあ彩羽ちゃんが可哀想?



・・・・・お前、初めてじゃないよな」



思わず視線を落とした。



「だからか。今まで彩羽ちゃんの何を見てたわけ?」



今まで、って・・・・・