命が続く限り



ドアが閉まると、足音が近付いてきた。



「で、誰が邪魔してくれたわけ?


……………………碧琉!?」


「確認位しろよ、拓海」


「うわっ、恥ずっ!彩羽ちゃんも居るわけ?」


「居ねぇよ」



彩羽は俺から離れて行ったんだ。



「はぁ~…………」



大きく息を吐き出し、本棚を背凭れに座り込んだ。



俺の行動を見ていた拓海は、プレゼントの隣に腰を掛けた。