キーンコーンカーンコーン



昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。



すると、人が入ってくる気配がした。



「ん…………あん…………あぁ…………」



何かの前置きもなく、いきなり聞えだした女の甘い声。



人が居んのに確かめもせずヤり始めんなよな。



苛立ちをぶつけるかのように近くの椅子の脚を蹴った。



ガン_____



「キャッ」

「誰か居たのか。また今度な」

「え、場所変えようよ」

「口止めしなきゃなんないし」

「分かった」



ガラガラ____



ピシャン_____