命が続く限り



「お帰りなさいませ、ご主人様」



定番の執事服を身に纏い接客をする。



後は侍とか殿とかジャニーズとかコスプレなど、まあ在り来たりなのが幾つもあった。



「お帰りなさいませ、ご主人様」



服装に合った台詞でお客さんを向かい入れる。



「ただいま、彩羽」


「碧琉先輩!どうしたんですか?」


「午前休憩だから来たんだ」


「金髪先輩は居ないんですね」



碧琉先輩の後ろを覗いてもいつものあのノリはない。



「一緒の方がよかった?」



ムッとした顔で尋ねられた。



「いいえ。今日は邪魔が入らないんだってホッとしました」



笑顔を向け席へ案内する。