「彩羽ちゃんじゃん」 声のした方に振り返ると、ポケットに手を突っ込み無邪気に笑っているあの金髪先輩が居た。 「あぁー……、碧琉ね」 「はい。もう帰ったんですか?」 「居るよ。女の子に呼び出されたから告白じゃ…………な…………い?」 最後だけ疑問系にしても遅いよ。 「でも、ほら、アイツ彩羽ちゃん一筋だから心配することないって」 金髪先輩の在り来たりの慰めが逆に不安を募らせる。 「そんな顔しないでよ。じゃあ、試してみる?」 え______?