シャラン____



え…………?



先輩の横顔を見ようとした瞬間、首もとの何かが揺れた。



コレ………………



「先輩」


「ん?」


「かっこよすぎです」


「え!?何、急に」



私を見た顔が一瞬驚いていたが、直ぐに優しい顔に戻った。



私が黄色い星がついたネックレスを大事に握り絞めているからだろう。



「彩羽の誕生日プレゼント何にしよーかなって考えててさ、今日の流星群思い出したんだよね。どうせなら繋がりのある記念残しときたいじゃん?思い出との」



先輩が優しすぎるから



かっこよすぎるから



離れられなくなっていく。



「彩羽、どうして泣くの?」


「嬉しいからです」


「彩羽は最近嬉し泣きが多いね」


「先輩のせいです」