「大丈夫」 震えている私を先ほどよりも強い力でギュッと抱き寄せた。 「最後まで一緒だよ」 違う・・・・・・ 私が求めてたのは、安心していたのは そんな台詞じゃない______ いつも、毎日のように 『一緒に生きよう。諦めるな』 そう励まされていた。 あれ、誰に? 誰に言われていた? ズキッ_____ 行き成り激しい頭痛に襲われ、頭を押さえた。 「あぁ、痛い・・・・・」 「大丈夫、落ち着いて。目を閉じてゆっくり呼吸して」 ルイアの温もりと優しい手、落ち着く口調と声で私は意識を手放した。