命が続く限り





グイ_____



「きゃっ」



バシャン______




「最悪~!!」



濡れるから嫌って言ったのに!!



あの時手なんて取らなきゃよかった。



こんなお決まりのパターンにまんまとハマってしまった。



まんまとハマった私をクスクスと笑っている。



「彩羽は?」


コイツは急に何を言い出すのだろうか。



「恋してる?」


「え______」



あ、さっきの続き____・・・・・



「・・・・・・してるよ、ルイアに」



顔を赤らめながら俯いた私の顎をすかさず上げると顔が近づいてきた。



「な、んで・・・・・・?」


「なんでだと思う?」



イタズラな笑みを浮かべ、私の手を引いて川から上がった。