翌日、分からないところを学校で担当教科の先生に教わり理解しながら宿題を終えてから塾へむかった。


勉強している俺達を別人ではないかと疑いながら教えてくれた。


「ねぇねぇ、お姉さんは彼氏いるの?」


こんなところでナンパする男はこいつしかいないだろう。


「いますよー。じゃあ2人共これに記入して」



あっさりかわされ渋々と名前を記入している。



「木下拓海君は林田先生のクラスで睦月碧琉君は篠原先生のクラスですね」



書き終えた個人情報をカタカタとキーボードを叩いていった。



「はい、これ学生証ね」



5分後に渡された緑のカード。



仕事はやっ。



キーンコーン・・・・・・・



「あ、このチャイムが授業の終わりの合図。ほら、みて」



ぞろぞろと生徒が出てくるの中、中へ入っていく生徒が一部。



「あの子たち碧琉君と同じクラスの子たちだよ」



あのエリートっぽい塊りが・・・・・