命が続く限り




ザザー…………ザザー………………



卵がふわふわのオムライスは自分も飛べるんじゃないくら美味しくフワトロだった。



オムライスを食べて一服してお店を出た。



ゆっくり歩いて着いた海は静かで誰も居なかった。



「ここら辺座ろっか」



幾つかある円型のベンチの1つに腰を降ろした。



「先輩、今日は楽しかったです」


「ならよかった」



ニコッと微笑みに頭をポンポンと撫でる。



この行為が私は大好きで落ち着く。