「だから、ずっと側に居てね」 _________! こんなこと言われて本当は嬉しいよ? 嬉しくてもその喜びを表せない。 歯痒くてしょうがない。 「先輩」 「ん?」 「ペンギン見たいです」 「うん。行こっか」 先輩に手を引かれ、身を委ねた。 ごんなさい、先輩。 私は先輩の気持ちにも願いにも答えられない。 本当は今も隣に居るべきじゃないのかもしれない。 だって私には、定められた運命がある。 運命は覆せない。 そうでしょ?神様______