命が続く限り




「私、余命宣告されているんです。私、先輩達を一年も一緒に居られないんです」



余命・・・・・・・



なんだよそれ。



碧琉そんなこと一言も言ってなかったじゃねぇかよ。



「ですから碧琉先輩に本当のことは言えないんです」


「それで、いいのか?」


「はい。もう決めたことですので」


「そっか・・・・・。嫌なこと言わせてごめん」



俺、めちゃめちゃ部外者じゃんか。