下で待とうと思って階段を降りたら、光太のお母さんが冷たいお茶をいれてくれて。
リビングでなごやかに話していたら、しばらくして制服に着替えた光太が現れた。
髪型も整髪料でかためて、制服はだらしなく着崩して、いつもの光太。
そういうことしない方が、光太は魅力的なのになぁ。
「なにババアと喋ってんだよ! 行こうセンパイ!」
「お母さん、でしょ。なに怒ってるの?」
「別に怒ってねーよ!
センパイが遅刻するって急かしたんだろ」
「だめだよ、まだ。光太朝ごはん食べてないじゃん」
「はあ? 俺、朝ほとんど食わねーもん」


