僕らの明日の話をしよう


ごめんなさい。


私は光太が思ってるような、完璧な人間なんかじゃない。

もっと打算的で性格の悪い、最低な奴だ、私なんて。



付き合ってからも、光太は変わったって、全部光太のせいにして。

私は自分から何かしようとしたことも、変えようとしたこともない。


こんな奴で、本当にごめん。




「なんだよ、それ……」



光太の足が、ぴたりと止まる。

私も合わせて立ち止まって、アスファルトに目を落としながら、光太の言葉を待った。


繋いだ手が、震えてる。



震えてるのは光太の手?

それとも、私の手……?