僕らの明日の話をしよう



光太に睨まれながら、忍くんは帰っていった。

久しぶりに会ったけど、頼れるかっこいいお兄ちゃんな所は全然変わらないな……。




「なんだよアイツ。
ちょっと年上で俺より背高いからって、ムカつく」


「忍くんはかっこいいし頭良いし運動神経も良いし、すごくモテるよ」


「綾センパイひでぇ! もっと俺をフォローしてよ!

つーかあれ誰っ?」



別に隠すつもりもないし、従兄だと説明すると、
光太はあからさまにほっとした顔をした。

本気で私の浮気相手だと思ってたみたい。


バカだなぁ、光太は。

ほんとバカ。



ああ……ほんとだ。

また私、笑ってるや。