びっくりして、忍くんを見上げる。
でも、今日忍くんは私の為に来てくれたはずなのに。
「忍くん、帰っちゃうの?」
「ああ。おばさんには俺から連絡いれとく。
近いうちにまた顔出すから」
時計を確認して、そのままその手を軽く上げる忍くん。
行っちゃうのか。
悪いことしちゃった。
心配してここまで探しに来てくれたのに。
「綾。笑ってろ」
「え……」
「お前が笑えることしてろ。それがお前の為になるから」
「忍くん……」
「でもムリはするなよ? いつでも俺を頼れ」
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