「綾……。まさかとは思うが、一応聞くぞ。
お前、こんなチャレぇガキと付き合ってんのか?」
嫌そうに聞いてきた忍くん。
そういえば、忍くんには彼氏がいるって話したことなかったっけ。
ちょっと気まずい感じはしたけど、私は光太の腕の中でうなずいた。
その途端、抱きしめてくる腕に力がこめられて。
顔をあげれば、光太がちょっと顔を赤くして、変な顔をしてた。
にやけるのを、我慢してるみたいな。
なにその顔?
「ほ、ほらみろ! 綾センパイの本命は俺だから!
てめーなんかただの浮気なんだからな! 調子に乗んなよ!」


