僕らの明日の話をしよう


忍くんの足がぴたりと止まる。


おそるおそる頭を動かせば、こっちに駆けてくる光太が見えて、驚いた。

自分の目が、ちょっと信じられなかった。




「やっと見つけた! 何やってんだよ、綾センパイ!」


「光太……?」


「つーかお前なんだ、誰だよ!? 綾センパイを放せっ」



ビシリと忍くんに指をつきつける光太は、

なぜか汗でびしょびしょで、肩で息をしていた。




「あ? てめーこそ綾の何だよ」


「よ、呼び捨てだと……!?」



ふらつきたじろいだ光太だけど、

私と目が合うと、持ち直したように忍くんを睨む。