僕らの明日の話をしよう


忍くんは……全部見透かしてる。

小さい時から私を見てきた忍くんには、私よりも、私のことが見えてるんだ。


ああ……くやしいな。





「楽しく……なかった」


「そうか」


「全然、楽しくなかったよ」


「うん」


「遊んでるのに、楽してるのに……楽しくないの」




なんで?


笑えないんだよ、心から。

意味わかんないよ。


“まじめ”じゃなくて“普通”な私になりたかった。


それが好きに楽しく生きるってことになるんだと思ったんだ。

みんなと同じになって、そしたら光太に少しでも近づける気がして。



あんな態度とったのに、私はまだ光太のこと考えてる。