僕らの明日の話をしよう



「い、いや……いやいやいや! ちがうよ綾センパイ!

あれは別に俺がしたかったわけじゃなくて、無理やりっていうか、不意打ちっていうか……」



無理やりだろうが不意打ちだろうが、してるんじゃん、キス。


私とは全然してないのに。

私の知らない所で、知らない子と。


それが浮気じゃないなら、何が浮気になるの?



後ろでみちるが、「やっちゃった」という感じで顔を手で覆っていた。


ごめんねみちる。

彼氏がこんなにバカでごめん。


動揺する光太に、私はにこりと笑った。




「別にいいんじゃない? 浮気じゃないなら」


「え……」