僕らの明日の話をしよう





バスケ部オフ日の水曜。

放課後向かったのは明修大学だった。


どうしてもっと早くここに来なかったんだろう。


たぶん、意地になってたのもあるんだろうな。

かっこつけたい気持ちもあった。


そんなもんくそくらえだっていま思うのに。



「おー。よく来たな。
部活はどうだ。由本は上手くやってるか?」



気安げにそう体育館に迎え入れてくれたのは、推薦で明修大に入った鹿島先輩だ。


和樹を間に挟んで、見学に行ってもいいかって連絡したら、
大学の先輩方に話しておくからいつでも来いって言ってくれたんだ。


前は綾センパイを狙ういけすかない奴だと思ってたけど、この人と一緒にバスケやって、そういう気持ちはいつの間にか薄れていった。



「和樹は相変わらず、いじられながら上手くまとめてますよ」


「俺とは真逆のタイプだけど、そういう主将もアリだよなー」


「そっすね」