全然必死なんかじゃないんだよね、光太は。 私から行かないと、光太は自分から私の所にはもう来ないんだ。 前は毎日のように私の教室に迎えに来てて。 クラスメイトに“忠犬”なんてからかわれるくらいだったのに。 「終わってもいいやって、思ってるのかもな……」 私と同じようにさ。 私が好きだった、素直で、一生懸命で、一途な光太はもういない。 だったら別れればいいのにね。 光太もそれを、望んでるんだろうから……。