ダメになりたいのに、全然ダメになれない。
いつの間にか、そういう俺になっていた。
そういう俺を感じるたびに、綾センパイの気配を感じるんだ。
俺の中に、センパイがいる。
センパイが俺の細胞のひとつひとつに住みついてるみたいに。
ひどい人だ。
こんな風に俺を変えておいて。
これじゃあどうやったって、綾センパイを忘れられるわけがない。
ほんと、ひどすぎる。
そんな風に、ひどい、ひどいって言いながら。
俺
は俺の中にいる綾センパイが、やっぱり愛しくてしょうがないんだ。
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