「光太、まだお腹くるしい?」
「ん~? もう大丈夫、かな」
「もう眠い?」
「んー。いや、まだ平気」
「じゃあ……露天風呂、入らない?」
「んー……」
「一緒に」
「……ええっ!?」
ガバリと光太は飛び起きて、信じられないものを見るような目を向けてきた。
顔が、熱い。
そんなに見ないでほしい。
「光太と一緒に入りたくて、ここの部屋に決めたんだよ」
「そ、そ、そうなの!?」
「うん。……だめ?」
光太の喉が、ごくりと上下に動いたのがわかる。
「いや、だめって、むしろ良いんですかって感じなんだけど……」
「じゃあ、いいよね」


