「光太のお母さんには、ちゃんと許可もらってるから大丈夫だよ」
「はぁっ!? いつの間に!?
つかなんて言ったのうちのババアに!!」
「光太うるさい。ババアって言わない」
おばさんにも、嘘はつかずにそのまま話した。
呆れられる。嫌われる。怒られる。
そのどれもを覚悟して、光太と旅行がしたいんですって。
自分の親に話す時以上に緊張したけど。
おばさんは、予想外の言葉をくれた。
「綾ちゃんが一緒なら安心だわぁ」
そう言って、快諾してくれたんだ。
泣いた。
なんだかとても、うれしくて。
「ババ……母さんも知ってんのかよ」
「そうだよ。光太の荷物用意してくれたのだっておばさんなんだから」
「まじか……。すげえ。スマホの充電器まで入ってるし」


