「俺、ずっとなんで俺が主将なんだろって思ってたんすけど……。
砂月先輩の役に立てて、いまはじめて主将で良かったって思えました」
「由本くん……ありがとう」
私も由本くんが主将で良かったって思ってるよ。
光太もきっとそう。
さっき由本くんは、光太がバスケに戻れたのは私のおかげだって言ってたけど。
由本くんがいなかったらきっと、光太はバスケ部には入らなかったと思うから。
光太の親友でいてくれて、本当にありがとう。
「あの……ちなみになんすけど。
もしかして、その、連休使って、泊りとか、するんすかね……?」
「……ふふ。ナイショだよ?」
「そ、そっすか。
うわあ、まじか……」
なんて、由本くんが顔を赤くしてぶつぶつ言うから。
恥ずかしい気持ちよりおかしくて、吹きだしてしまった。
光太はどんな反応するかな。
由本くんみたいに、挙動不審になるのかな。
楽しみだよ、光太。
楽しみだね。
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