僕らの明日の話をしよう


「うわ! ちょっと!?
砂月先輩やめてくださいよ!」



頭を下げた私に、由本くんが慌てだす。


でもやめない。

頭下げるくらいいくらでもする。

土下座だってする。


どんな交換条件出されたって、願いをきいてくれるなら受け入れる。


だから、



「お願いします!
こんなこと頼むの、これが最初で最後だから! 二度とこんなむちゃなお願いしないって約束する!」


「砂月先輩……」


「お願い! 由本くんにしか頼めないから……。
お願いしますっ」



人目もはばからず更に深く頭を下げた。

由本くんを困らせるだけだと思いながらも、そうするしかなくて。


スカートの裾をぎゅっと握りしめて返事を待っていると。

小さなため息が落ちて来た。