「俺が探しに行って、見つけたのは午後9時を過ぎてた。
倒れてたのはこの学校の図書館にある資料室だ」
「図書館の、資料室?」
「そこに綾は監禁されていた」
「はあっ!? 監禁!?
なんだよそれ! センパイ、ほんとなの!?」
光太にそう詰め寄られても、何も言えない。
隣りの忍くんの服を、ぐいっと強く引っ張った。
「忍くん。やめて」
「やめない。ちなみに綾が監禁されたのは昨日で2回目だ」
「2回目って……」
「忍くん!!」
私の叫びなんか聴こえてないみたいに、忍くんは淡々と続けた。
冷たい声と、表情で。
「1回目も、綾が倒れた日だ。
その時はなんとか抜けだせたみたいだけどな」
「倒れた……体育祭の日か」


