「つーか、あのクソガキは? 同じクラスか?」
「クソガキ? ……光太のこと?」
「いや、年下っつってたか。
あいつのクラス教えろよ」
「えっ。……やだ」
「綾……」
やだよ、教えないよ。
だって教えたら、忍くん行くでしょ?
光太のクラス。
2年生の階が女子の悲鳴で大変なことになるの予想つくもん。
光太もきっと忍くんにつっかかっていくと思うし、問題起きたら困るよ。
「絶対教えない。
保護者代理お疲れさまでした!
昼休みが終わる前に速やかにお帰り願います!」
「なんだそれ、ひでーな。
……あ。やっぱ教えなくていいわ」
「は?」
「向こうから来たし」
「向こう……えぇっ!?」


