「えぇ? 閉じこめられた?
一体誰に……?」
「顔は見ていないそうですが、体育祭でも同じことがあったようです」
私を差し置いて、忍くんが本当の保護者みたいに担任と話しを進めるから。
私は黙ってふたりの様子を眺めていた。
あ、チャイム鳴った。
昼休みか……。
忍くんの影に隠れて、こっそりスマホの電源を入れた。
起動した画面には、たくさんの通知がきていて。
ほとんどが家からと忍くんからと、そして光太からだった。
【わかったよー。
夜電話するね!】
【センパーイ?】
【電話出てー】
【もしかして何か怒ってる?】
【いま家?】
【何で先帰ったの?
用事あったからじゃないの?】
【電話出てよー】
【もう寝た?】
【おはよー。
まだ怒ってる?】
【センパイんち着いたよ】
【寝坊?
先行ってるね。電話する】
【電話出れないの?】
【センパイ、休み?】


