学校から、スマホと外靴がそれぞれ別のゴミ箱に捨ててあったと連絡があって。
やっぱりなと思った。
富田さんは用意周到だった。
今日からもっと、気をつけないと。
私に直接何かしてくるならまだいい。
でも光太の方に行ってしまったらどうしよう。
光太のバスケの邪魔をしたり、光太にあることないこと吹きこんだり……。
中学でのことを光太は知っているから、彼女の言葉に惑わされたりしないって、信じたいけど……。
「綾? 大丈夫か?
やっぱ家戻るか?」
「え? ううん、大丈夫だよ。
忍くん、忙しいのにありがとう。リーグ戦どう?」
「……おー。好調だよ、いまんとこ」


