僕らの明日の話をしよう





「ほんとに行くのか? 今日くらい休んだ方が良いんじゃないか?」


「大丈夫だってば。元気だもん」


「でもなぁ。昨日お前は倒れたんだぞ?
ちゃんとわかってんのか?」


「わかってるってば。忍くんは心配性だなぁ」



笑ってみせたら、運転席から伸びてきた手に頭を小突かれた。


いま私は、忍くんの車で学校まで送ってもらっている。

着くのはたぶん、昼休みかな。


昨日はあのあと、病院にまたひと晩入院することになった。

輸血と点滴の間に、忍くんにこれまでのことを洗いざらい吐かされてまいった。


体育祭でのことも、話すつもりなんてなかったのに。

忍くんに睨まれると、拒否できなくなっちゃうんだよね……。