僕らの明日の話をしよう



っていうかこの隣りの人、名前なんだっけ。

なんて失礼なことを考えながら、曲を入力。


カラオケって苦手だったけど、案外楽なものなのかも。

歌ってない時は人の歌聴いて、適当にノッてるフリしてればいいし。


そんなに会話しなくて済むのが楽だ。




「砂月さーん。俺さー、ずっと砂月さんと話してみたかったんだよね。
だから今日砂月さんいてラッキー!」



反対側に座った男の子が、そう言って私に寄りかかってきた。


あ。
向かいのソファーから、みちるが心配そうにこっちを見てる。


気付かないフリをして笑顔を作った。