「輸血してから、2週間しか経ってないのに……」
きっと興奮しすぎたからだ。
落ち着こう。
大丈夫。
夜警さんがそのうち見周りに来てくれるはず。
お母さんだって、私が帰って来なかったら学校に連絡するだろうし。
外靴が靴箱にあるから、学校側も私が中にいるってすぐわかるはず。
「靴もあの子に隠されちゃってたら、だめかもしれないけど……」
一生出られないわけじゃない。
最悪夜警さんに見つけてもらえなかったとしても、明日になれば図書委員がここを開けるはずだから。
「困るのは、トイレくらいかなぁ……」
いまの所大丈夫だけど。
したくなったらどうしよう。
なんて考えながら、目を閉じた。


