それとも図書委員がもともと富田さんの仲間だった?
富田さんは私のことをどれだけ憎んでるんだろう。
「死ねばいいって、本気で思うくらいだもんね……」
しゃがみこんで、散らばった物をバッグにしまう。
さっきまで読んでいた単行本を手にとって気付いた。
「ブックマーカーもない……」
さっき頭にかぶせられた時、落としちゃったんだ、きっと。
壊れてないといいけど……。
それにしても困ったな。
まさか2回も監禁されることになるなんて。
「光太、気付いてくれるかな……」
私は光太を待ってるって言った。
いつも体育館に迎えに行く私がいなかったら、光太は探してくれるはず。
よく図書館で時間潰してるってことも話してあるし、きっと……。


