僕らの明日の話をしよう



近づかないと、カラオケの音で声が聴こえないから。


わかってるけど、緊張する距離だな。

慣れそうにないや。


そういえば、光太は一緒にカラオケ行った時、ここぞとばかりにくっついてきてたっけ。

うれしそうに、笑顔全開だった。




「そんなことないよ。レパートリー少ないもん」


「いやいや、声可愛いし上手いよ。この歌知ってる? 聴きたいなー」


「知ってるけど、あんまり自信ないや」


「じゃあ俺と一緒に歌う? 俺そんな上手くないからアレだけど」


「私も上手くないって。一緒ならいいよ。歌おっか」