僕らの明日の話をしよう


この声、聞き覚えがある。

負けん気の強そうなこの声、富田さんじゃない?



「この前あの人、倒れたじゃん……?」


「だからなに?」



うん、富田さんにまちがいない。

この間は知りあいの1年生を使って動いたんだ、きっと。



「また倒れられたら……」


「何かあったらうちら、ヤバいよ……」


「何かってなに? あの女が死ぬかもってこと?」



ガコン!


少し離れた所で、何かを投げ捨てたような音がした。

この女子たちは、向こうで何してるの……?



「いいじゃん。さっさと死ねばいいのに」



聴こえてきたセリフにゾッとした。

冗談で言ってるようには聴こえなかった。


富田さんは、本気で私が死ねばいいって思ってるんだ。