抵抗しようとしたけど、肩や頭まで抑えつけられて、視界を塞がれた私に出来ることは少なかった。
引きずられるように移動させられて足のふんばりもきかない。
ひとりじゃない?
何人いるの?
私なにをされるの?
こわい、こわい、こわい……っ!
「助けて! 誰か、あうっ!?」
叫ぶ途中で背中に衝撃があって、前に転がるように倒れた。
痛い……また肩を打った。
おまけに上から重い物がドスンと落ちてきて、なにかが散らばる音。
なになに? 一体なんなの!?
転んで両手が自由になったから、急いで頭にかぶせられたものに手をかけた時。
背後で前にも聴いたことのある、嫌な音がした。
ガチャリ。
「……えっ」
まさか……また!?


