「あんなの光太くんじゃないしっ!」
「……何言ってるの? 光太は光太でしょ」
「はあ!? どこが! 髪黒くなって、全然オシャレじゃなくなって!
あたしたちと遊んでくれないし、昼休みにあんな汗かいてバスケしてる光太くんなんて超かっこ悪い!」
「かっこ悪い? いまの光太のどこがかっこ悪いの?
好きなことやって、輝いてる光太がかっこ悪いわけないじゃん!」
「うるさいうるさいうるさい!!」
「いっ」
いたい……っ。
また突き飛ばされて、窓に肩をぶつけた。
ここは前に閉じこめられた時、出来た内出血がまだ治ってない所なのに。
「そんなのあたしの好きな光太くんじゃないし!
あたしのあげた香水つけてくれなくなったのもあんたのせいでしょ!?
もう光太くんと別れてよ! あんたと光太くんなんて全然似合ってないんだから!」


