「ありがとう、鹿島くん。 光太のことよろしくね」 「任せろ。懇切丁寧に細かく指導してやるつもりだから」 「頼んでねぇし……」 横で光太がぼそりとそう言ったけど、拒否権はないと思う。 先輩の言葉は絶対だし、何より光太は中途入部だもん。 大丈夫だよ、光太。 鹿島くんは良い人だから。 きっと彼は、光太に良い刺激をくれる。 だから光太はたくさん勉強して、たくさん吸収して、バスケを楽しんでね。 ◆