僕らの明日の話をしよう



「どうしたの、綾センパイ?」


「別に。光太さ、あの子たちと遊んでれば?」


「は?」


「私は私で、別の人と遊ぶから」


「え? は? 別の人って……」


「じゃあね!」




唖然とする光太を置いて、教室から離れた。

逃げるように、振り切るように、急ぎ足で廊下を進む。



疲れた。

なんか、もう、疲れちゃったよ。



ちゃんとした自分なんて捨てて、好きにやろうと思った。

自分勝手な彼氏なんて捨てて、自分勝手にやろうと思った。


そうすれば、楽になれると信じて。