僕らの明日の話をしよう


光太、光太。

がんばって。

ここで見てるから。


がんばれ、光太……。



ジャンプボールだ。

ジャンパーは他の子より背の高い、光太と、由本くんのふたり。


ボールが投げられる。


光太が、翔んだ。

ボールに触れたのは、光太だった。



その瞬間、零れたのは涙。

光太のバスケがまた、始まったんだ。



「うわあ。光太くんすごいっ」



みちるの興奮した声に、誇らしい気持ちになった。


光太は中学の時からジャンプ力あったから。

練習続けたら、きっともっと、高く翔べる。