僕らの明日の話をしよう


「くっそ! 固いな!」


「か、鹿島くん。ケガする……」


「だって、よくわかんないけど。砂月さんは、どうしても行かなきゃなんないんだろ?」



こんなんじゃ謝罪にもなんないけど。

そう呟いてまた、鹿島くんはドアを蹴った。


どうしてそんな……。


私、彼にひどいことをしたのに。

最低なことをして、それに気付きもしなかったのに。



涙が止まらない。


推薦も決まってるのに、こんなことしてたら、鹿島くんがケガしちゃうかもしれない。

だから、もういいって。


良くないけど、でももういいよって、言おうとした時だ。



「誰かいんのか!?」