約束したもん。
這ってでも行く。絶対行くんだ。
でも身体は言うことをきかなくて、情けない体当たりしか出来ない。
しまいにはボロボロ涙がこぼれて。
扉にもたれながら動けなくなった時、肩にそっと手をかけられた。
「砂月さん、ムリだって……」
「それでも、私」
「ちょっとどいてな」
そう言って、鹿島くんは私をドアから離すと、
おもむろに脚を上げて、固い扉を勢いよく蹴りつけた。
轟音が響いたけど、扉はやっぱり動かない。
それでも鹿島くんは遠慮のない蹴りを何度もドアに食らわせる。
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