僕らの明日の話をしよう


親友に裏切られた、と。

完全に心を閉ざしてしまったんだ。


本当に、良くも悪くも光太は単純だから……。



「光太にバスケ辞めさせちまったのは俺です」


「由本くん、それはちがうよ」


「いえ、そうなんす。だから俺、すげーうれしいんすよ。
たとえ敵同士でも、あいつとバスケ出来るのがほんとに嬉しいんす」



そう言って、顔を上げて由本くんは笑った。

泣きそうな顔で笑ってた。


良かったね、光太。


由本くんはまだ、光太のことを大切に想ってくれてるよ。

友だちだって思ってくれてるよ。


良かったね……。